こたつはどのようにして誕生したのか

寒い季節になってくると日本人はこたつを囲んで団らんを楽しむという習慣が根付いていますよね。

こたつはそこにあるだけで温かみが増すだけではなく、
家族同士の会話が弾んだり芯から温まるという効果に期待が持てるアイテムです。

そんな古くからあるこたつですが、その歴史はいつ頃まで遡るのでしょうか。

こたつの歴史は鎌倉時代に誕生したと言われています。

こたつは元々湯たんぽのように使用されている道具でしたが、
時代の変化と共にこたつのあり方も変わってきたようです。

その変化を助長したアイテムが掘りごたつです。

湯たんぽを布団の中に入れて身体を温めるのではなく、
足元を空洞にすることで温かさを保つこと、またその上から布団をかけるようにする掘りごたつのスタイルが元々のこたつの発祥となっています。

こたつの歴史とその変化について

このようなこたつはその当時では来客用として使用されることが一般的であり、住人はこたつを使用することはありませんでした。

しかし江戸初期に入ると家庭用のこたつが続々と登場するようになり、大きな家にも使えるように大ごたつと呼ばれる縦長のスタイルも作られるようになって行きます。

この大ごたつはその名の通り大勢の人が入れるほどの大きさであり、
また床に腰かけて座るスタイルが一般的だったことから腰かけこたつとも呼ばれる道具でした。

身近なこたつの魅力を歴史と共に振り返ってみよう

このようにこたつは時代の進化と共にその姿形も変えていき、
今の形態になったとされています。

私達のごく身近な存在であるこたつの歴史は元々湯たんぽから始まり布団の復旧と共に広まっていったと思うととても不思議で魅力的なアイテムに見えますね。

現在では歴史を遡るように掘りごたつや湯たんぽなどがブームとなっていますが、
歴史を振り返る意味でもこのようなアイテムを活用して日本人らしい情緒あふれる冬の過ごし方をしてみるのもいいのではないでしょうか?

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